山田長政物語
1612年に静岡県からタイ(当時のシャム)に渡った人のことをご存じでしょうか?
タイ南部のパッルンの県の村の刺繍職人たちがクラジュード籠バッグを編んで、手刺繍しています。
山田長政はナコーンシータマラート県で生涯を終えたと伝えられています。
そこからパッタルン県までの距離は110~12-キロ。東京から、静岡、山梨、栃木の距離感覚です。
山田長政は江戸時代に入手が困難だった「赤い染料」を江戸幕府へ献上したと伝えられています。
私たちの作る天然植物由来のクラジュードを天然染料で染めています。
パッタルン県には、山田長政が目をつけた「赤い染料」以外にもたくさんの天然染料で染めています。
2025年春夏に先駆けて4色展開で受注を開始しました。
価格条件(税抜):
3,000円 ~ 5,000円
再生レザーを使用しています。ひとつひとつの木型で作る手法は、靴の作り方と似ています。丁寧に筆で色を塗り、ラッカー仕上げをして乾燥するまで丁寧に仕上げます。日本人の技術者が1990年にタイの現地工場の技術者として駐在していました。その先生に技術指導を受けました。その日本人の先生はリタイアしました。当時の教え子の一人Nattinunさんがその技術を継承しています。コロナ感染症により工場の維持は出来なくなりましたが、Nattinunさんは一人でコツコツ作り続けています。